前置き
こんにちは♪
さくら です。
今回は、IoT検定レベル1(IoT-PC) の勉強方法についてご紹介したいと思います。本検定を通して、技術的な視点だけでなく、それぞれの立場でIoTを企画・開発・利用するために必要な知識を深めることができます。
類似した名称の検定に、「IoTシステム技術検定 基礎」や「IoTシステム技術検定 中級」がございますが、別物なので注意しましょう。
先に結論を申し上げますと、
- 参考書で知識をインプットし、キーワードの理解を深めること
- 出題範囲が広いので、何度も熟読し網羅すること
IoT検定レベル1(IoT-PC)とは
こちらは、IoT検定準備委員会が開催している検定の一つです。IoTシステムの基本知識やIoTの目的などについて学ぶことができます。
出題範囲は、戦略とマネジメント、産業システムと標準化、法律、ネットワーク、IoTデバイス、IoTプラットフォーム、データ分析、セキュリティと広範囲です。
出題方式は4択問題で、出題数は60問、試験時間60分です。60%以上の正答率で合格することができます。本試験の難易度は、 普通 だと思いました。ただし、ITパスポートやIoTシステム技術検定について勉強したことがある方にとっては、 優しめ だと思います。
勉強方法とおすすめの参考書
勉強に使う参考書は2冊で、これらだけで十分合格可能です。
「IoTの教科書」で知識のインプットを図り、「IoTの問題集」で知識のアウトプットを図ります。そのため、必ず2冊購入して、試験に臨むことをおすすめします。
DMMブックス
2,970円
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私のおすすめの進め方としては、
- まずは、熟読せずに流し読みで「IoTの教科書」を読む
- 特にキーワードは目を通して、最初は「見たことがある!」レベルへ
- 2周、3周と何度も読んで頭に定着させ、最後に「IoTの問題集」を繰り返し解く
私の場合は、一度に一気に読んでも日が経つと忘れてしまうことが多かったです。そのため、少しずつ、例えば章ごとに読みました。1章読み終えたら、翌日もう一周するなどして記憶の定着化を図るのもおすすめです。
また、出題版が広く、私の場合は「IoTデバイス」と「データ分析」が苦手だと参考書を通して理解しました。逆に「ネットワーク」や「セキュリティ」は、基本情報技術者試験やITパスポートを通して得意だと感じました。このように、自身の苦手分野を把握するのも大切です。
参考書の各用語や意味は、最低限の知識として覚えましょう。例えば、セキュリティ分野において、ブルートフォース攻撃があります。ブルートフォース攻撃は、主にパスワードを不正に入手するために用いる攻撃で、考えられるパスワードを全て試して、パスワードを導き出すことから。総当たり攻撃とも呼ばれています。
ここまでは最低限の知識として覚え、ではどのような対策があるのかなど意識し知識を深めましょう。上記の例だと、桁数の多いパスワードの設定やログイン回数を設け、上限回数に達したらログインを規制するなどの対策があります。
このように、出題範囲を網羅し、合格を目指しましょう。
私の経験談
上記で紹介した通り、私には苦手分野が2つありました。しかし、逆に得意分野も2つありました。苦手分野をなくすことが大切ですが、このように得意分野でカバーするのも一つの手であると思います。
また、今回は基本情報技術者試験やITパスポートの知識も役立ちました。このように、他の資格試験の知識も大いに役立つときがあります。仕事に役立てるため、自身のスキルアップのためなど様々な理由があるかと思いますが、少しでも興味のある資格は積極的に受験することをおすすめします。知識が増えるだけでなく、積極性も養われますし、会社によっては評価にもつながるからです。
余談ですが、学習サイトである「udemy」がかなりおすすめなのでご紹介させて下さい。こちらは基本情報技術者試験やAWS、Microsoft系などの資格勉強に役立つコンテンツだけでなく、資料の作成方法や論理的思考力を養えるビジネスコンテンツなどがございます。
動画学習や試験の問題集などを通して、自己研鑽を図ることができます。豊富な学習教材が用意されており、興味が持てる講座が見つかると思いますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
Udemyホームページ余談
IoT検定レベル1(IoT-PC)を受験の方は、スマートホームという言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。私は自宅の照明機器をアレクサによる音声で、点灯や消灯をしています。導入にあたって記事にしてみたので、勉強の息抜きにでも読んで頂ければ幸いです。
恐らく、受験生の皆様はスマートホームについても関心が高いと思います。実際の試験でも役立つ部分もあるかもしれませんので、ご参考にして下さい。
最後に
最後に、自分の市場価値や転職に興味がなくとも、業界の動向や他社の状況を確認することを強くおすすめ します。例えば、自身が経験して培ってきたスキルや資格取得することで、どれだけの市場価値があるのか気になった方もいるのではないでしょうか。
または、自社については勤務することで知ることはあっても、業界全体や他社についてはなかなか知ることはないのではないでしょうか。「転職する気がないから、自分には関係ない」という方も中にはいるかもしれません。しかし、世の中の動向を知り、何が求められているのかなど知ることは損ではありません。
無料の会員登録をするだけで、これらの情報が収集できるおすすめの3つのサイトをご紹介しますので、よろしければご参考にして下さい。目的別にピックアップしましたが、全てに無料会員登録して情報を収集しても問題はありません。
①転職や自分の市場価値が知りたい方
マイナビジョブ20’sスカウト
②業界の動向やよくある質問対策、実際に通過したES(7万件以上)を知りたい人
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③企業の口コミ情報から他社の状況を知りたい方
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- 参考書で知識をインプットし、キーワードの理解を深めること
- 出題範囲が広いので、何度も熟読し網羅すること
読者の皆様が、IoT検定レベル1(IoT-PC)に合格できることを祈っております。
諦めずに継続して、自身のスキルアップを図りましょう! さくらより