前置き
こんにちは♪
さくら です。
今回は、IoTシステム技術検定 中級 の勉強方法についてご紹介したいと思います。あまりメジャーではないかもしれませんが、「IoTとは何か」といった基本的なことから知識を深めることができます。
IoT検定とは別物の検定となりますので、ご注意ください。
先に結論を申し上げますと、
- 参考書で知識をインプットし、キーワードの理解を深めること
- 教科書からそのまま出題されることが多いと思うので、何度も熟読すること
IoTシステム技術検定 中級とは
こちらは、MCPC モバイルコンピューティング推進コンソーシアムが開催している検定の一つです。IoTシステムの基本知識の習得を図ります。難易度的には「基礎」⇒「中級」⇒「上級」といった形です。
IoTシステム技術検定の「中級」では、「中級」よりも深くIoTシステム構築や通信方式、セキュリティ対策などを学ぶことができ、IoTエンジニアとして活躍することができます。
出題方式は4択問題で、出題数は80問、試験時間90分です。合格率は、非公開 ですが、70%ほどの正答率で合格することが可能だと思います。本試験の難易度は、 優しめ だと思いました。「基礎」試験より、問題数が20問多いです。過去問や問題集は、現時点ではなさそうです。
勉強方法とおすすめの参考書
下記の参考書を読むだけで、十分合格可能です。
約300ページありますので、読むのが大変に感じてしまう人もいるかもしれません。少しずつで良いので、着実に進めましょう。
私のおすすめの進め方としては、
- まずは、熟読せずに流し読みで問題ありません
- 特にキーワードは目を通して、最初は「見たことがある!」レベルへ
- 参考書にある図や表から、一部空欄の状態で出題されるので要確認
- 2周、3周と何度も読んで頭に定着させる
私の場合は、一度に一気に読んでも日が経つと忘れてしまうことが多かったです。そのため、少しずつ、例えば章ごとに読みました。1章読み終えたら、翌日もう一周するなどして記憶の定着化を図るのもおすすめです。
また、各用語や意味は最低限の知識として覚えましょう。例えば、セキュリティ分野において、ブルートフォース攻撃があります。ブルートフォース攻撃は、主にパスワードを不正に入手するために用いる攻撃で、考えられるパスワードを全て試して、パスワードを導き出すことから。総当たり攻撃とも呼ばれています。
ここまでは最低限の知識として覚え、ではどのような対策があるのかなど意識し知識を深めましょう。上記の例だと、桁数の多いパスワードの設定やログイン回数を設け、上限回数に達したらログインを規制するなどの対策があります。
ほかにもどのような攻撃手法があるのか。類似した攻撃があるならば、違いは何かなど視野を広げて理解を深めていくことが大切です。
IoT技術テキスト 第3版 ― MCPC「IoTシステム技術検定 中級」対応
DMMブックス
私の経験談
問題集がなく、公式サイトのサンプル問題しか問題を見れないです。私のように心配になった方もいるのではないでしょうか。受験を終えて思ったことは、上記の勉強方法にも記載しましたが、教科書の熟読が少し甘かったと感じました。(「基礎」の時と同じです汗)
例えば、教科書の図解からも出題され、「図は見たことがあるけど、何だったかな汗」とモヤモヤしました。加えて、同時期に別の資格試験の対策もしていたため、キャパオーバーでした。「基礎」の時と同じ過ちを犯してしまいましたが、皆様は気を付けて頂ければ幸いです。
よって、きちんと時間を確保し、自分のペースで着実に進めてください。また、教科書の熟読、特に図解をよく確認しておくと良いと感じました。
余談ですが、学習サイトである「udemy」がかなりおすすめなのでご紹介させて下さい。こちらは基本情報技術者試験やAWS、Microsoft系などの資格勉強に役立つコンテンツだけでなく、資料の作成方法や論理的思考力を養えるビジネスコンテンツなどがございます。
動画学習や試験の問題集などを通して、自己研鑽を図ることができます。豊富な学習教材が用意されており、興味が持てる講座が見つかると思いますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
Udemyホームページ最後に
最後に、自分の市場価値や転職に興味がなくとも、業界の動向や他社の状況を確認することを強くおすすめ します。例えば、自身が経験して培ってきたスキルや資格取得することで、どれだけの市場価値があるのか気になった方もいるのではないでしょうか。
または、自社については勤務することで知ることはあっても、業界全体や他社についてはなかなか知ることはないのではないでしょうか。「転職する気がないから、自分には関係ない」という方も中にはいるかもしれません。しかし、世の中の動向を知り、何が求められているのかなど知ることは損ではありません。
無料の会員登録をするだけで、これらの情報が収集できるおすすめの3つのサイトをご紹介しますので、よろしければご参考にして下さい。目的別にピックアップしましたが、全てに無料会員登録して情報を収集しても問題はありません。
①転職や自分の市場価値が知りたい方
マイナビジョブ20’sスカウト
②業界の動向やよくある質問対策、実際に通過したES(7万件以上)を知りたい人
unistyle|新卒就活生向け!選考対策コンテンツ
③企業の口コミ情報から他社の状況を知りたい方
【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト余談
IoTシステム技術検定を受験の方は、スマートホームという言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。私は自宅の照明機器をアレクサによる音声で、点灯や消灯をしています。導入にあたって記事にしてみたので、勉強の息抜きにでも読んで頂ければ幸いです。
恐らく、受験生の皆様はスマートホームについても関心が高いと思います。実際の試験でも役立つ部分もあるかもしれませんので、ご参考にして下さい。
まとめ
- 参考書で知識をインプットし、キーワードの理解を深めること
- 教科書からそのまま出題されることが多いと思うので、何度も熟読すること
読者の皆様が、IoTシステム技術検定 中級に合格できることを祈っております。
諦めずに継続して、自身のスキルアップを図りましょう! さくらより